11月22日に公開された「アナと雪の女王2」を鑑賞してきました!
笑いあり、涙ありの素晴らしい作品で、観終わった後もエルサの歌が脳内リピートされる程、しばらく余韻に浸っていました。
もう1回観たい~!!
アナ雪2は前作に比べると大人向けというか、シリアスな展開が多めで、私が行った劇場では泣いてしまうお子さんや途中退席される子もちらほら…。
そんなシリアスムードの中、コミカルな動きのオラフがちゃんと笑いを誘ってくれて、前作よりもオラフが好きになりました!
そんなオラフやエルサについて、ネタバレを含んだ感想です。
アナ雪2ネタバレ感想 オラフに癒される
大丈夫だよオラフお前の声だけだよ pic.twitter.com/3RB2Q09BQY
— さろめ (@_hisss_i) November 20, 2019
今作でも最高にいい味を出しているオラフ。
特にシリアスなシーンでのオラフは最高で、劇場内で笑い声が出るほど終始オラフに癒されました。(中盤ではクリストフもギャグ要員に…)
オラフは、エルサやアナ達と冒険に出かける道中でおしゃべりが止まらなくなるのですが、そのなかで「水には記憶がある」と話します。
何度か出てくるこのセリフが伏線になっていて、物語の最後までしっかりと重要なセリフだったことにはしびれました。
一見、1人コントを繰り広げる賑やかしみたいなんだけど、実は重要な役割を担ってるキャラクターですね。
1人コントといえば、オラフが今までのあらすじを全力で再現してくれるシーンがあって、前作の内容を少し忘れてしまった方も鑑賞しながら復習できますね♪
新しくなったオラフの声も違和感なく耳になじみました。
ピエール瀧さんに寄せつつも、ちょくちょくイケメンボイスも混じえるなど、武内さんらしさが垣間見えて、この声の使い分けや歌の上手さに改めてプロの凄さを感じました。
ちなみに、オラフの名前の由来は「Oh!rough」からきているそうですよ。
アナ雪2ネタバレ感想 エルサに鳥肌!
アナ雪2は前作に比べると歌のシーンが多く、さらにミュージカル感が増していて上映時間の8割くらいは歌っているように感じました。
今回は日本語吹替え版を観たので、エルサ役は松たか子さん。
安定の歌の上手さと声の伸びが、前作を超えるほどの圧巻の映像美と相まって終始鳥肌でした。
そしてなんといってもエルサ無双!
前作の「足ダン!」も好きだったけど、今作はさらにパワーアップしてました。
「こんな恐ろしいチカラ…」と言いつつも氷魔法を多用してめちゃくちゃ使いこなす姿はまさに氷系能力者です。
何だったら最後の方は好戦的な感じもあって「バトルシーンがドラゴンボールだった」とか「アベンジャーズ入りしてもおかしくない」なんてレビューもうなづけるほどのかっこよさでした。
ダムの水も止めてしまうとか、間違いなく歴代最強のディズニープリンセスですね!
アナ雪2ネタバレ オラフの「水には記憶がある」を考察
『アナと雪の女王2』いきなり幼いころの姉妹が出てきて可愛く、父母が昔話を聞かせる……全編、おとぎ話というか、神話のような、自分探しの冒険譚。「水には記憶がある」という言葉の意味を考えている。 pic.twitter.com/W522Vb5Wpp
— Tatsuhisa (@tatsuhisa33) November 23, 2019
「いま飲んでる水は少なくとも4人の人間や動物の中を通ってやってくる」というオラフのセリフがあるのですが、これは、水は様々な環境=経験を経て循環しているということを伝えてくれています。
水は氷や雪。
それぞれの「水の記憶」がエルサ達を真実に導いて、過去の因縁・家族のカルマを一つ一つ解決していったのだと感じました。
水の記憶で明らかになる”両親の死の真相”
魔法の森にたどり着いたエルサ達は、沈んだはずの両親の船を見つけます。
エルサの魔法を使い、水の記憶から両親を再現し、2人の死の真相を知ることになります。
雪の記憶で知る”過去の過ち”の真実
アートハランの歴史を記憶している雪像に出会い過去の映像を見るエルサ
そこで祖父の犯した過去の過ちを知り、ショックのあまり凍ってしまいます。
溶けたオラフが水の記憶で復活!
エルサが凍ってしまったと同時にオラフもアナの前で溶けて消えてしまいます。
それを見てアナはエルサに何かあったのだと気づきます。
アナの活躍で元に戻ったエルサは、水の記憶によってオラフを元通りにします。
「水の記憶」が物語の重要なキーになっていました。
今回よく出てくる水の映像が、本当に水!って感じで、めちゃくちゃリアルで綺麗なので感動しました。
水の精霊ノック(馬)もかっこよくて見入ってしまいます。
アナ雪2ネタバレ感想 オラフに癒されエルサに鳥肌!「水の記憶」を考察 まとめ
終始、映像が綺麗で美しく、自然の壮大さや紅葉した葉っぱなど、秋の鮮やかさの表現がまるで本物のようにリアルでした。
ヒットしたから出た続編ではなく、最初から2部完結の物語だったのでは?と感じるほどの見事な伏線回収も楽しめて、前作と合わせて1つの完成された物語になっていました。
笑いあり涙ありでテンポがよく、時間もあっという間でした。
4DXでは本物の雪が降るそうなので、そちらも体験してみたいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!